薬学部って大変? 薬学生が語るつらさ4選

薬学部って大変なのか?正直に言って大変です。

薬学部を目指そうとして見てくださっている高校生の方に向けてはっきり言います。

入学するのは楽ですが卒業するのは非常に大変だと思います。

思い描いている大学生活とはかけ離れたものとなっています。

 

目次

 

 

 

授業数の多さ

何が大変かと言ったら一番は授業数の多さでしょう。週に10コマは授業があります。

それだけ?って思う方もいるかと思いますがこれに加えて実験があるのです。

授業の内容は専門的なものが多くて理解に苦しむ方も多いですし,授業をしてくださる先生はその分野のプロの方が多いですが教えることに特化した方ではないので分かりにくい方も結構います。

 

 実験

え?これは楽しいことでしょ?と思う方もいるとは思いますがそんな甘い世界ではありません。まず設備が見合ってなかったり、先生のチェックや、有機合成などでは反応の時間が長いなど待ち時間が長いのです。この待ち時間が読めず終わる時間が遅くなりそのあとにバイトや友達との遊びなどを入れられないのがきついのです。

また動物実験などを行うこともありネズミを解体したりするので精神的、肉体的につらいです。

特殊な薬品を用いることもあるので臭いもきついです。

また実験が終わって帰ったら待ち受けているのがレポートです。その日にやった実験のレポートをやらずに次の日に行けばまた新たな内容をやりレポートが積み重なり授業もおろそかになるのです。

勉強はできても実験は出来ないなど裏で悪口を言われることもあります。

 

テスト

 

薬学部の何がつらいかと言ったらこれでしょう。授業数の数だけテストがあると思っていいでしょう。つまり10科目ほどのテストがあるのです。

暗記の量が尋常じゃないです。理系だから頭を使う内容が多いと思う方がいると思いますがそうではありません。たまに授業でやったから覚えてるなどというハイスペックな人間もいますがほとんどの方は1カ月くらいは勉強しているでしょう。勉強時間が少ない方や効率の悪い方は再試験に回ります。そして再試験を受けるには私の学校ではお金がかかるのです。学校にもよりますが1科目1000‐3000円ほどかかります。一万円の再試験代を払っている人も見ました。

また再試験にも落ちると再履修となり来年また受けることになるのですが進級してるのでまた新たなテストに加えて再履修科目があるのです。一度受けて受からなかった科目の他にもあるのでかなりきついです。

再履修にも限度があり単位落としすぎると留年します。私の友達もけっこう留年しました。

 

お金事情

大学生といえばバイトみたいなところはありますがバイトをしていない人も結構いました。忙しいからあまりする時間がないのが一番の理由でしょう。勉強と並行して行っていくのは大変だと思います。

しかしながら周りにはブランド物のバッグや、服を持っている方がたくさんいらしゃいます。なぜかと言う薬学部に来ている学生の親にはお金持ちの方も多いのです。ですので周りの遊び方に合わせているとバイトしかしていない人には厳しいでしょう。

 

 

最後に

勉強が好き、薬剤師になってどうしても働きたいなどの方ではない限りおすすめは出来ない学部です。

 

とまあここまでかなり脅してきましたがまったくもって遊べない、バイト出来ないと言うわけでもありません。実際私は毎年旅行にも行ってましたし、バイトも普通にしてました。

やる時はやり、遊ぶ時は遊ぶ。

何事にもめりはりは大事でしょう。